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2004.03.24

朴訥なベース

 いかりや長介氏が亡くなった。葬儀の模様をTVで見つつ思い起こすのは、幼き日に見たレコードジャケットで、カウボーイの扮装をして腰のガンに手をヒクつかせていた氏の姿だ。
 母がカントリー&ウエスタン好きだったせいで、小さい頃から故ジミー時田さんの曲を聴いていたのだが、彼の「マウンテン・プレイボーイズ」というバンドにいかりや氏が参加していたのだ。(他にエレキの神様・寺内タケシ氏などがいた)
 後に「全員集合」を見ているとき、ドリフのリーダーの顔を見た母が、ああ、ジミーさんのバンドにいた人だわ、と教えてくれた。もちろんドリフのコントは大好きだったが、私はコメディアンとしての彼に触れる前に、ミュージシャンとしての彼を体験していたことになる。その後、ジミーさん自身も何度も全員集合にゲストとして出演しているのは、やはり昔のよしみ、というやつだったのだろうか?
 長い年月の間に、家にあったレコードはすり切れて聞けなくなり、ジャケットはどこかにいってしまったが、幸いにも8年ほど前に「日本のカントリー20」という企画版のCDが発売され、そのうちの何曲かは今でも聞くことができる。
 そのなかの1曲、幼いころからのお気に入りだった、「北風(NORTH WIND)」のイントロで、彼のベースソロが聞ける。派手さはないが、端正で真面目な、それでいてどこか朴訥なその音は、彼の人生を象徴するかのようだ。

 いかりやさん、どうぞ安らかに。

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