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2013.08.26

緊急入院などしてみる(その4)

(前項より続く)

カテーテル室は自在アームにくっついたいくつものモニターっぽいものに囲まれた幅の狭いベッドが部屋の中心にあるただっぴろい部屋。壁際には本棚のようなものがあり、そこにカテーテル用のアタッチメント(使い捨て)なんかが入っているらしい。
ベッドには全裸で仰向けに寝かされて固定。腕と足に茶色い消毒液をたっぷり塗られ、全身にビニール引きのカバーをかけられる。…なんか、ミイラにされるような気分。
左腕は引き続き点滴、右手首は局所麻酔が打たれ、麻酔が効いたあたりで、手首からぐいぐいナニかが押し込まれていく感触が(^^;)ううっ、ヤだなぁ。
麻酔が効いてるのもあって、特別痛いとかはないのだが(鈍い痛みはあるけど)、自分の心臓の中に管がにょろにょろ入ってるというのはなんか妙な感じだ。メインの執刀者以外に、助手や指図をする先生か先輩、「ご気分はいかがですか?」とか聞いてくれる看護の方など、全部で5、6名のスタッフがいたような気がする。
アームの先端にあるモニターのようなものはCTであるらしく、処置が進むにつれいろんな角度に曲げるのだが、顔スレスレまで来て口にくっついちゃうことも。そういうときはどっちかの方向に顔を曲げるのだ。

しばらくすると主治医の女医先生が枕元に来て、「やっぱり狭窄がありました。治療しますのでもう少し時間がかかります。」とのこと。うーん、やっぱり。
どんな治療をするかは、友人に心筋梗塞から生還したヤツがいるのでだいたいわかっているのだが、血管の中を通した細いワイヤーをガイドにして、バルーン(風船)を狭くなっているところに持っていき、膨らませた後、内側からステントという金属メッシュのパイプみたいなので支える治療。内側から補強してやるわけやね。
なんか、心臓にある3つの冠動脈すべてに狭窄があるとのことで、とりあえずより重要な2個所を今回処置し、1個所は後日にするか、あるいはそのままにしちゃうかということになったらしい。
まー、お任せしますとしかいえないんだが、検査が治療に変わったわけでこのへんからちと室内が慌ただしくなる。何人か新しいスタッフも来たらしい。それはいいんだが、こちら的にもちと問題が。ずっと点滴されているので、だんだん尿意が耐えがたくなってきたのだ。一応、始まる前にシビンをあてがっておいてくれたのだが、仰向けで身体を動かせない状態ではとてもじゃないが出やしない。

ニトロが投与されたり、バルーンが膨らまずにやり直したり(^^;)しているのを聞きながらもフシギと恐怖はなく、ただただ早く終わってトイレに行きたいと、そればっかり。さすがにバルーンを膨らませている時はちょっと痛かったが。
開始後2時間、やっと処置が終了。カテーテルの導入口だった右手首は、出血防止のため空気圧を利用した強力ピンチではさまれて痛い。でもそれ以上に尿意が耐えがたく、すぐに車椅子でトイレへ。普通に立って放出完了。
心臓手術というと、もうすごいオオゴトのような感じだが、カテーテル治療だとほとんど体力を削られた感もなく、そのまま仕事に行けるんじゃ?とか思うくらい身体への負担は少ない。さすがにそういうわけにはいかず、6時間の絶対安静ということで一泊入院して翌朝帰って来た。

以上、緊急入院顛末記でした。

現在は運動時の胸の痛みもだいぶ減って(ゼロじゃないけど)、それなりに元気に過ごしております。ステント部分の血栓防止で、一生、薬を飲み続けなきゃいけないけどね。

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Comments

 無事生還オメでゴザイマス。これは「病気怪我じゃんけん」やったらなぢと同等くらいに強いカードになるなぁ。←こらこら

Posted by: KWAT | 2013.08.27 12:34 AM

くわっちん>
お見舞いありがとうございます。
少なくともステントの数なら3倍(予定)(^^;)

Posted by: いで | 2013.08.27 08:00 AM

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