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2014.02.20

復路(その3)

偵察に出て聞いてみると、この先の上り坂で大型トラックが2台立ち往生していて、まったく通行できない状態だという。程なくして件の警察官がやってきて、大型トラックは無理だが、乗用車ならばUターンして、この手前の軽井沢方面に向かう146号に入り、最初の左折路を入れば、もとの145号に合流できるとのこと。早速そちらへ向かう。除雪されてはいるが、かなり道幅が狭い山道で、確かにこれではトラックはキツい。

145号はこのへんで、従来の旧道と八ツ場ダム建設で作られた八ツ場バイパスとに別れる。多くのクルマが旧道方面に向かう中、我々はそのままバイパスを進行。どうせしばらく行くと合流するしね。みんな旧道に出たがるのは、ナビの指示なんだろうか? その後は特に問題もなく中之条町に入る。四万温泉方面の道路標識をああ、温泉入りたいなぁと横目で見ながら通過。いいよぉ、四万の湯は。

145号から353号に入り、小野上温泉(ここもいいよぉ)の近く、「道の駅おのこ」に停車し、トイレ休憩&ルート検討。駐車場の路面はカチンカチン、ちょっと油断すると転倒しかねない。このまま進めば渋川市で17号に合流するが、行きのことを考えるとトラックによる渋滞がこわい。ワタシは榛名山の中腹にある、伊香保温泉方面に進んで、そこから吉岡バイパスへ抜けるルートを提案して押し切る(^^;) このへんは昔からしょっちゅう遊びに来ているところなので、自信はあった。

吾妻川を渡り、吾妻線金島駅の近くから県道164号線で伊香保方面へ。細くてワダチもあるが、ボルボでもなんとか走れる程度。そのまま直進し、県道33号上毛三山パノラマ道路へ。このまま下っていけば吉岡バイパス。起点の群馬総社駅付近は友人の家があって度々訪ねている勝手知ったるあたりである。あとは市街地を抜け、17号のバイパスである50号から上武道路へ出てひたすら埼玉方面へ。現地を出発してから11時間、午前3時に自宅に到着することができた。

こんなダラダラと長いばかりでつまらん文章、読んでいただいてありがとうございました。


最後の最後、ウチのほうに曲がる町道の入り口でボルボがスタックしたことは内緒だ(汗

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復路(その2)

飯山から中野、そして須坂までのルートは順調だったが、道が登りにかかり、仙仁温泉を過ぎたあたりから路肩に「この先通行止め」の標識が現われるようになる。まぁとにかく、行けるところまで行ってみようとそのまま進むが、本格的に山道になるあたりで道路封鎖に遭遇。係員に聞くと、この先は雪崩で通れないという。仕方なく引き返す。

残るルートは千曲川に沿う形で、ぐるっと上田市まで回り込んで144号に乗る方法。これなら菅平高原を通らないので通行できる見込みがある。携帯で検索して見つけた「R18道路情報」で、リアルタイムな情報を拾ってみると、大型トラックは無理だが乗用車であれば通過できるということなので、やや意を強くする。それにしても18号のちょっと先、東御市あたりから混雑がひどくなっており、小諸~軽井沢あたりは大混乱の坩堝。サイトには交通情報とともに、碓氷バイパス付近で閉じ込められているクルマからの救援要請など、悲鳴にも似た書き込みが飛び交っており、容易ならぬ事態を実感させられる。

まぁまぁ流れている18号を2時間ほどかけて上田市方面へ。上信越道の上田菅平インター(もちろん閉鎖中)の前を通って144号を菅平方面へ。路面はところどころ雪だまりはあるが、基本的に除雪されていて四駆であれば通行に支障はない感じ。ただ道幅はさすがに狭く、大型が1台スタックしようものなら、それで完全に通れなくなる危うさも。交通量はかなり少なめだ。

途中の品物が少ないコンビニで、わずかに残っていたおにぎりとアメリカンドッグなどを買いつつ、菅平方面への406号と鳥居峠方面への144号との分岐に到達。案の定菅平方面は通行止めになっていたが、144号は大丈夫だ。アイスバーンと化している道を慎重に走行するが、大型トラックはほとんどおらず、往路に比べればはるかにラクである。21時過ぎには無事に県境を越え、群馬県に入った。このまま順調に行かないのがやはり魔境グンマーで、144号が145号と名を変えるあたり、吾妻線の羽根尾駅を過ぎた高架下で渋滞に遭遇。前方では赤色灯が点滅しており、警察官が出動している模様だ。

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復路(その1)

さて場面はあっという間に夕方。(イベント内容については、某RC専門誌を買ってくださいm(__)m)

途中の強制仮眠(笑)と、現地での数時間の仮眠、そしてペンションりんごじゃむ自慢のマッサージ椅子の効用wのおかげで、まぁなんとか帰るくらいの気力は復活。翌日まで斑尾に留まって、高速が復活してから帰れば?という話もあったが、復旧は確実ではないし、友人のメカ氏は翌日仕事、ということで、今晩中の帰宅を目指すことに。結果的に関越が全通したのは翌日の夜中になってからだったので、即日の帰宅を決断したことは正解であった。

いつもなら麓の飯山市で夕飯などいただいて、渋滞の解消を待ち、のんびりゆっくり帰るのだが、さすがに今回はそんなコトやってる余裕はない。帰路のいちばん単純なルートは来た道をそのまま帰ることだが、水上から先の地獄絵図を再び体験するのはカンベン、というのが友人との一致した見解だった。帰路は降雪前の金曜日から現地入りしていた、ボルボV40に乗る別の友人も同行することとなり、往路のような強引な渋滞脱出ワザが使えないことも大きかった。

他のルートはというと、18号の碓氷バイパス越えがすぐに浮ぶが、報道でわかるようにここはスタック車両で身動きが取れず、クルマに閉じ込められた人に避難場所が提供されたり炊き出しが始まったりといった非常事態なため、通行は論外。とにかく、長野-群馬の県境を越える道は、ほとんどが通行止めなんである。

最悪、関越を北上して磐越道~東北道経由というルートまで検討したが、友人メカ氏が採用したのは、須坂市から406号大笹街道で菅平高原へ出て、そこから144号長野街道で鳥居峠を越えて群馬側の嬬恋へ降り、中之条~渋川市というルートだった。このルートは以前も使ったことがあるということも決め手になった。タンクローリーが到達できないためにレギュラーガソリンの売り切れや給油量制限が始まっているスタンドで給油。といっても、ランクルは軽油、ボルボはハイオクなので、影響なく満タンに出来たのは何よりだった。

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往路(その3)

関越はものすごい吹雪ではあったが、路面の雪は除雪されてるため少量で、一般道に比べれば破格の速さで距離が稼げる。普段は関越の藤岡ジャンクションから上信越道に入り、長野方面を経由していくのだが、こちら方面からは上信越道が通行止めのため、関越の上越ジャンクションから回り込むような形となる。

関越から上信越道のルートでは、目的地の最寄りインターである豊田飯山インターのひとつ手前、信濃町インターまでが通行可能となっていた。現地の方からは、関越を六日町インターで降りて253号~117号経由で来るのが最短、と教えられたが、状況が状況だけに一般道区間はできるだけ短くした方がいいだろうという友人の判断で、信濃町のひとつ手前、妙高高原インターで降りることに。

これだと目的地の斑尾高原に反対側から回り込む最短ルートとなる上、スキー場の町だけに除雪も進んでいるだろうとの理由だ。終端の信濃町では、大型トラックなどがつかえているのでは?との判断もあった。

結果的にはこれが大正解で、除雪の行き届いた18号妙高野尻バイパスから妙高高原駅前に出て、県道96号で山の反対側にあるタングラムスキー場を経由し、まったく順調に午前8時、無事目的地である「ペンションりんごじゃむ」に到着したのであった。

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往路(その2)

高崎に入った17号はクルマも少なくスイスイと順調で、これなら向こうに着いて多少は仮眠もできるなー、などと思い始めた頃、それはやってきた。烏川を越えて高崎線の倉賀野の駅近くで、突然車列がまったく動かなくなる。ここは中央分離帯のある片側2車線なので、Uターンすることもできず、左側は高崎森永の工場なので、やはり逃げられない。回りの長距離トラックの運転手さんたちも、皆さんあきらめ顔。あまりに動かないのでこちらも諦めて仮眠することにして、2時間半が経過。目が覚めてもやっぱり1ミリも動いていない。

尿意を催したので、立ちション(ごめんなさい)ついでに前方の様子を見に行く。するとこの渋滞の原因は、次の交差点の手前の雪溜まりで、1台のトラックがスタックしたためであることが判明。だが、そのトラックも遅まきながらチェーンを巻き終わり、ちょうど立ち去ろうとしていたところだった。それ以外、前方には1台のクルマも見えない。ところが、渋滞に参加している大型トラックの運転手さん達は、みんな疲れて寝てしまっていいて気付かない。

そこで先頭のトラックの窓ガラスをコンコンと叩いて起きてもらい、走り出してもらう。後方のトラックも同様に寝ている運転手さんを起こし、やっと車列が動きだした。自分も友人のランクルに戻り出発。とはいえ、この先も同じような渋滞が起こると、中央分離帯のある道路では逃げられないので、最初の信号を右折して高崎の市街地へ。なるべく太い道を探して進み、高崎環状へ合流することができた。このあたりで出発から12時間が経過している。

とにかく大型トラックが多い17号は徹底的に避けた方がいいということになり、高崎環状から三国街道に出て、17号と三国街道が合流してからは、なるべく平行して走る町道を通ったりしながら進撃を継続、渋川市に入った。だがそれもしばらくの間で、赤城インターのあたりでまた動かない渋滞に捕まる。しかし、数台前のRV車のグループが、徒歩で数キロ前方偵察に行った結果、スタック車両の後方に大型トラックが数珠つなぎで停止、仮眠しているということが判明。その前方はクリアだそうだ。反対車線からはまったくクルマは来ないし、行っちゃいましょう!ということに。

我々もこれに便乗して渋滞を脱出。しばらく行くと警察官が二人いて、この先の状況を教えてくれる。立ち往生のトラックは多いが、少なくてもしばらくの間は1車線は確保されているので、我々のクルマならどうにか走れるでしょう、とのこと。決して無理はしないでくださいともいわれたのはいうまでもない。

その後は駐車トラックでシケイン状態の道に難儀しつつも順調に走っていたが、水上インターまで18キロくらいのところで、道の両側をスタック車が塞いでいてにっちもさっちもいかない状態に。このまま夜が明けちゃうのかなぁ、と仮眠体勢に入っていると、1時間半くらい経ったところで、警察官が交通整理に来てくれた。ありがたや。はみ出していたクルマを誘導してバックさせ、なんとか1車線を確保。再び進撃を再開。

月夜野インターの先で17号から291号に入り、渋滞したら利根川の反対側を流れる奥利根ゆけむり街道(県道61号線)を使うなどしてようやく水上インターまであと数キロという地点にたどり着いたら、その先でやはりスタックによるものらしき渋滞を発見。幸い、後続車がいなかったのでバックで数百メートル戻ってゆけむり街道側に逃げ、ぐるっと回り込んで反対側からインターへ。こちらもある程度渋滞しているか?と思いきや、クルマが1台も通行しておらず拍子抜け。とにもかくにも、自宅出発から18時間半かかってやっと関越に乗ることができた。(つづく)

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往路(その1)

この豪雪の中、取材で長野と新潟の間にある斑尾高原に行くことになっている。東松山と熊谷の境目であるウチのあたりでもヒザ上まで埋まる積雪量で、普通の乗用車では車庫から出すこともできない状況だったが(もちろんウチのヴィヴィオも出庫不可能)、同行の友人のクルマは本格的クロカン能力を持ち、ショートな車体で取り回しもいいランドクルーザー・プラド。しかも普段から雪道などに好んで走りに行っているクロカン野郎で本職も自動車のメカさんという人間だったので、とにかく行けるトコまで行ってみようと出発。燃料は満タン、普段からシュラフやサバイバルツールは常備、という状態で、道中の難儀は覚悟しての出発である。

上信越道は全滅、関越も水上インターから手前は通行止めという状況で、水上まではなんとかしてたどり着かなきゃいけないわけだが、ネットでで刻々と入ってくる情報では幹線道路のほとんどがスタックした大型トラックなどで大渋滞となっており、かなりの困難が予想される。

土曜日の朝9時に自宅を出発するが、すでに家の前の道で3回もスタックしそうに。407号で熊谷から17号に乗るはずが、自宅から2キロも行かないうちにトラックがスタックしているなど、イヤな予感しかしない。路面は凍結とワダチでグチャグチャのツルツル、たとえ四駆であっても車高の低い通常の乗用車タイプだとスタックの危険がある。

熊谷大橋はところどころに立ち往生しているトラックを避けながらクリアしたものの、線路の跨線橋が凍結で通行止め。左折して見晴方面に迂回したが、コレがまったく動かない。仕方なく深いワダチを乗り越えてUターン(これがすでに乗用車ではできない状況)、熊谷駅南口方面へ。アンダーパスを越えて北口に出、17号に入ろうとするが、ここも渋滞でダメ。裏道裏道を通り、市役所裏のあたりでグルグルしたりして、熊谷バイパスの柿沼交差点までたどり着いたものの、これまた大渋滞でいつになったら合流できるかまったくわからない。この時点で2時間経過。

シビレを切らして細い生活道路を通って側道から脱出、熊谷警察前の大渋滞を避ける形での17号旧道への合流を模索。とにかく、どんなに広い道路でも雪でほぼ1車線しか通れず、しかもそこをスタックした大型車両がふさいでたりするもんだから、渋滞しない方がおかしい。

逆に住民の方が除雪している生活道路のほうが交通量が少ないだけ走りやすいが、もし1台でもスタックしていると逃げ道がなくなる、というリスクもある。とはいえ、大型トラックが入って来られない細くて雪の多い道も走れるのがクロカン車の強みなので、状況が状況だし地元の方の迷惑にならないように注意しながら進むしかない。立ち往生しているクルマをウインチで助けたりしながら、どうにか進む。

結局、秩父方面に向かう140号にいったん出て、熊谷運動公園前から高崎線のアンダーパスをくぐって17号へ合流。案の定アンダーパスでは2台のトラックが動けなくなっていたがなんとか通過。17号旧道に合流してからは割と順調で、隣の深谷市に入った。順調とはいっても17号は、歩道が雪で埋まっているため、たくさんの歩行者が道路中央のワダチを普通に歩いていて、ゆっくりとしか走れない。出発から4時間、ふだんなら30分かからずに到着する距離なんだが…。まるで熊谷市が結界に包まれているような錯覚すらおこすほどの難行苦行だった。ここでまだまだ長い道中に備えて、駐車場の除雪が進まず開店休業状態のサイゼリアで昼食。

30分ほどで再出発、沿線の工場でも、雪で屋根がつぶされたり、傾いたりしているところがかなりあり、損害も相当出ている様子。生活道路を通っているときも、片支柱式のカーポートはほぼ100%潰れていて、商店の軒なども落ちているところがあった。これがまた道を塞いでいるので通行はかなりたいへん。農道を通ると、ビニールハウスもほとんど潰されており、農作物への被害も大きなものになりそうだ。

17号もしばらく行くとまた渋滞で動かなくなる。ナビで平行して走っている道を探して回避、渋滞を抜けたところで本線に戻るを繰り返し、ジリジリ進むが、スタック車に塞がれていたり道が雪で狭まって通れなかったりで、いよいよどうしようもなくなり、深谷バイパス方面に転進。 …したところが、こっちはもう6時間以上動いてないってありさまで処置なし。もう、陽が傾いてきたし、ここでギブアップしようと思ったが、ドライバーの友人がナビでバイパスとほぼ平行する県道を発見。あとで調べると県道14号から45号に出るルートだったようだ。「このルートを行って、ダメならあきらめよう」というので最後の望みにかけることに。

ところが、この町道が大当たり!数台のスタック車はいたものの、深谷の結界を破ることに成功。スタックポイントであろう、深谷バイパスと17号本道との合流点を越えたところで17号に合流。その後はほぼ順調で、進行速度は速くはないもののクルマは流れており、17時過ぎには県境を越えて魔境グンマーは高崎市に入った。だかやはり魔境はその顎をあけて待ち構えていたのである。(つづく)

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ほんっと久々の更新であります(以下、長文注意)

豪雪で大騒動だった2/15~16にかけて、RCイベントの取材で長野と新潟の間にある斑尾高原に行ってきますた。例によって長文注意。

あー最初にお断りしておきますが、以下のようなムチャな移動は決して褒められたものではアリマセン。くれぐれもマネしないよーに。いろんな条件が重なったから出動したし、また無事到着しましたが、テレビ等で報道されてるように、除雪されるまで立ち往生の可能性はゼロではありませんでした。

雪の日は家でコタツに入って、オリンピックでも見てた方がナンボかマシです。
そんなエクストリームドライブのレポートをヒマつぶしに読みたい方は以下をどうぞ。

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