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2014.02.20

往路(その2)

高崎に入った17号はクルマも少なくスイスイと順調で、これなら向こうに着いて多少は仮眠もできるなー、などと思い始めた頃、それはやってきた。烏川を越えて高崎線の倉賀野の駅近くで、突然車列がまったく動かなくなる。ここは中央分離帯のある片側2車線なので、Uターンすることもできず、左側は高崎森永の工場なので、やはり逃げられない。回りの長距離トラックの運転手さんたちも、皆さんあきらめ顔。あまりに動かないのでこちらも諦めて仮眠することにして、2時間半が経過。目が覚めてもやっぱり1ミリも動いていない。

尿意を催したので、立ちション(ごめんなさい)ついでに前方の様子を見に行く。するとこの渋滞の原因は、次の交差点の手前の雪溜まりで、1台のトラックがスタックしたためであることが判明。だが、そのトラックも遅まきながらチェーンを巻き終わり、ちょうど立ち去ろうとしていたところだった。それ以外、前方には1台のクルマも見えない。ところが、渋滞に参加している大型トラックの運転手さん達は、みんな疲れて寝てしまっていいて気付かない。

そこで先頭のトラックの窓ガラスをコンコンと叩いて起きてもらい、走り出してもらう。後方のトラックも同様に寝ている運転手さんを起こし、やっと車列が動きだした。自分も友人のランクルに戻り出発。とはいえ、この先も同じような渋滞が起こると、中央分離帯のある道路では逃げられないので、最初の信号を右折して高崎の市街地へ。なるべく太い道を探して進み、高崎環状へ合流することができた。このあたりで出発から12時間が経過している。

とにかく大型トラックが多い17号は徹底的に避けた方がいいということになり、高崎環状から三国街道に出て、17号と三国街道が合流してからは、なるべく平行して走る町道を通ったりしながら進撃を継続、渋川市に入った。だがそれもしばらくの間で、赤城インターのあたりでまた動かない渋滞に捕まる。しかし、数台前のRV車のグループが、徒歩で数キロ前方偵察に行った結果、スタック車両の後方に大型トラックが数珠つなぎで停止、仮眠しているということが判明。その前方はクリアだそうだ。反対車線からはまったくクルマは来ないし、行っちゃいましょう!ということに。

我々もこれに便乗して渋滞を脱出。しばらく行くと警察官が二人いて、この先の状況を教えてくれる。立ち往生のトラックは多いが、少なくてもしばらくの間は1車線は確保されているので、我々のクルマならどうにか走れるでしょう、とのこと。決して無理はしないでくださいともいわれたのはいうまでもない。

その後は駐車トラックでシケイン状態の道に難儀しつつも順調に走っていたが、水上インターまで18キロくらいのところで、道の両側をスタック車が塞いでいてにっちもさっちもいかない状態に。このまま夜が明けちゃうのかなぁ、と仮眠体勢に入っていると、1時間半くらい経ったところで、警察官が交通整理に来てくれた。ありがたや。はみ出していたクルマを誘導してバックさせ、なんとか1車線を確保。再び進撃を再開。

月夜野インターの先で17号から291号に入り、渋滞したら利根川の反対側を流れる奥利根ゆけむり街道(県道61号線)を使うなどしてようやく水上インターまであと数キロという地点にたどり着いたら、その先でやはりスタックによるものらしき渋滞を発見。幸い、後続車がいなかったのでバックで数百メートル戻ってゆけむり街道側に逃げ、ぐるっと回り込んで反対側からインターへ。こちらもある程度渋滞しているか?と思いきや、クルマが1台も通行しておらず拍子抜け。とにもかくにも、自宅出発から18時間半かかってやっと関越に乗ることができた。(つづく)

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